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公開日:2019/09/15  最終更新日:2019/10/09

M&Aの相談先の種類は?

M&Aを考えたときに、頼りになる相談先にはいくつかの種類があります。検討するにも専門的な知識や見解が必要ですし、経営者一人では解決できない問題も出て来ますので、やはり外部ブレインを活用するのが良いでしょう。

まだ心を決めかねているという段階でも、問題なくアドバイスを受けることができる相談先もあります。

相談先に適した相手は3つある

それでは、相談先に適する相手を3つご紹介しましょう。

まずは会計士や税理士です。会計士は検討するにあたり、自社の財務状況を客観的に分析し、こちらの相談に乗ってくれるのが強みです。税理士なら、税務に関する悩みや不明点がある場合に良い相談先になってくれるでしょう。

双方とも国家資格で経理のスペシャリストですし、相談するだけでなく決算に関する資料などの作成も依頼できるのが魅力です。正確な書類をスピーディーに作成したいときにはとても頼りになる存在で、検討に必要な資料が欲しいときにも力になってもらえます。

ただしいずれにしても自社の重要な経営状況を開示することになりますので、信頼のある相手を選ぶ必要があります。もしすでに契約している会計士や税理士がいる場合は、真っ先に頼りにすべき相手でしょう。

ただ、こうした案件は日本全国に広くネットワークがあるほうが成功率は高まりますので、対応範囲はあらかじめ確認したほうが良いでしょう。次に考えられる相談先は金融機関です。企業であれば普段から取引している銀行や証券会社などがあるでしょうが、そうした金融機関へ相談することも可能です。

特にM&Aの資金繰りに関しては、相談したいことが山のようにあるはずです。もちろん金融機関はお金の専門家ですから安心ですし、日本全国に広範囲のネットワークを持っているところが大半ですから、頼れる相談先になるでしょう。

普段から担当者と定期的に顔を合わせているなら、信頼関係も築けているでしょうし、大手銀行などにはM&A相談の専門部署がある場合もあります。ネットワークや知識量、スタッフの優秀さには申し分がありませんが、手数料がかかる場合があるのであらかじめ確認してください。

そしておすすめの相談先がM&A仲介会社です。仲介会社なら不明瞭な段階から相談が可能で、実行し、締結するところまですべて任せることができます。しっかりアフターフォローをしてくれる会社なら、実行後も専門知識でサポートしてもらえるでしょう。

何もわからないうちからまず相談する相手として、これ以上の適任はありません。もちろん選任の担当者がつき、全国に広いネットワークを持っている会社が一番です。

相談相手はどのようにして選べば良いのか

それでは具体的に、どのような点に注目して相談先を決めれば良いかまとめてみましょう。最終的には、自社や業界との相性も含め、経営者が決定することになります。

まず注目したいのは、M&Aに携わった経験や実績の有無です。軽く相談するだけならいいかもしれませんが、的確なアドバイスをもらえないと経営者の判断材料にならないのは当然でしょう。実際にサポートした経験がある先からのアドバイスは、やはり大きな違いがあります。

相性は、長らく付き合いのある相手であれば信頼関係が深い分安心ですが、M&Aに関しては自社だけでなく、業界全体との相性も重要なポイントです。特に最新の動向や、エリアを限定しない広いネットワークからの実情報を持っているかどうかは、相談すべき相手を決める上では決定打になるでしょう。

これは実績のある金融機関だとしても、適性を見極める必要がある点です。話しやすいのは良いことですが、やはり一生に一度あるかないかの商談である以上、ノウハウを持つ会社に意向を理解してもらうほうが賢明です。

そしてもう一つ注目したいのが対応の早さです。M&Aは生ものと言われますが、今というタイミングでスピーディーに商談をまとめる手腕が成功率を高めると言われています。当然決算時期などから逆算して計画が進められますが、対象会社双方の予定を同時進行して迅速に進める対応力は、どこにでもあるとは言い難いでしょう。

ちなみに非常に小規模の案件でも、締結するまで最低3ヶ月程度はかかるのが一般的ですので、対応スピードには特に注目してみてください。

最後はやはり、誠実で真摯な姿勢が見えるかどうかがチェックポイントです。相談する際、不安や悩みを一切抱えていない経営者はほとんどいないはずです。的確なアドバイスをするにはその会社の状況を深く理解する必要がありますから、まずは話を細部までしっかりヒアリングする対応も重要です。

そもそもM&Aを実施すべきか否か、するとしたらどのタイミングで、どういった相手を選べば成功率が上がるかなど、真摯なアドバイスをしてくれる相手を見極めましょう。

信頼できる専門の仲介会社がおすすめ

ここまで3つの相談相手を紹介しましたが、総合的に考えるとやはり専門の仲介会社を選ぶのがおすすめです。

そもそも相談する目的は経営者の疑問点を解消することですから、リアルタイムな業界情報を持っていなければ、結局不安や疑問を払拭することができないからです。

やはり専門の仲介会社に相談するのが一番の近道ですし、実行する段になっても最後まで心強いパートナーシップを維持できるほうが利はあります。無料相談を実施しているところも多いですし、まずは話をしてみて、納得が行かなければ他の会社にも相談に行ってみるのも良い方法でしょう。

 

M&Aを実行するには、さまざまなハードルがあります。ここでは3つの相談先を紹介しましたが、よく検討して納得の行くところを見つけてください。また、M&Aを実施した後に、事業体制などで相談に訪れる経営者も多いようです。

契約が締結すればそれで終わりというものではなく、実際にスムーズな運営ができてこそ成功ですから、アフターフォローは非常に重要です。実行後のアフターサポートまでしっかり受けられる相手を選ぶことが賢明と言えるでしょう。