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公開日:2019/02/15  最終更新日:2019/03/07

M&A仲介業者に依頼するならそれぞれ得意分野を比較しましょう

M&Aの仲介会社を選ぶ際には、どのような業者を選べばよいのが迷うものです。成功のカギは委託する業者の働きに左右されると言われます。

それから仲介業者も得意不得意の領域があるので、それぞれの得意領域を比較して選ぶことが大事です。

その前提としては、委託先となる業者を比較検討し、実績で信頼性が高い業者であることです。

 

信頼できる仲介業者を選ぶポイント

 

M&Aという用語の認知度は低いものの、世間的には徐々に浸透しつつある言葉です。一方、仲介業者となると認知は進んでおらず、当事者である企業経営者でも知っている人は限られます。そのため自社のM&Aが実行段階に入ると、業者に依頼するか否かに迷うものです。

それ以前に、どのような仲介業者に依頼したらよいか分からないのが実情です。とは言え、自分で軽はずみに踏み出すには、あまりにもリスクが大きいものとなります。会社の合併ともなれば膨大な労力と、相当な時間がかかるものです。

加えて要する費用もかなりの額に昇ります。仲介業そのものは歴史が浅いにもかかわらず、現在は相当数の業者が参入しています。その種類や得意分野も様々で、その中から自社に適した業者を選ぶには適切な情報と判断力が必要となるわけです。

何よりも自社と相性の良い仲介業者を見つけることが肝心で、信頼して作業が進められることが重要です。M&Aの仲介業は比較的に新しい業界で、公的には特別な資格を要することはありません。管轄する省庁がないので、様々な業者が参入しやすくなっています。

そのため仲介手数料もまちまちで、業者によって大きな差があるのが実情です。但し手数料が安いからと言って、良心的な業者とは限りません。実績が豊富な業者は人気も高く、手数料も相当な額になるのが一般的です。逆に実績のない業者は手数料を安くして、顧客を呼び込もうとする傾向があります。

仲介業は企業のネットワークが肝心なので、実績のある業者であれば条件の良い提携先が見つかりやすい面があります。それに対して実績がなければネットワークが弱く、良縁に恵まれる可能性は低くなります。

 

仲介業者によって得意分野が異なる

 

M&Aの仲介を依頼する際には、自社の全ての部分を委託する必要があります。資産情報をはじめ、経営情報や業績情報など会社に関係する殆どの情報を提供することになります。加えて、帳簿などの数字に表れない長所や短所に関しても、業者に開示する必要があります。

全ての情報を開示しておかないと、実際のM&A後に想わぬトラブルが発生する恐れがあるからです。それ故、情報を委託する業者に選ぶには、信頼性が最も重要な条件となります。依頼候補となる業者の信頼性を比較して、最終決定することが大事です。

信頼性に関しては秘密保持の体制が整っているか、見極めることも必要です。但し、提携先には情報開示をする必要があり、最終合意に向けて段階的に開示できる業者を選ぶことが大切です。

M&A仲介業者には様々なタイプがあり、それぞれに得意分野も異なります。業者を選ぶ際には、そうした得意分野について押さえておくことも大事です。例えばある業者は買い手側に対して、広いネットワークを持っています。一方、ある業者は譲渡側に関する豊富な情報を持っているわけです。さらに、仲介する企業の規模に応じて得意不得意の領域が発生する傾向があります。

ある業者は中小のM&A仲介を得意としながらも、大企業のプロジェクトにはノータッチだったりします。そして、その逆もあるわけです。それ故、業者を選ぶ場合には、自社の規模と業者の得意領域を照らし合わせて、適したところを選択することが肝心になります。

 

セミナーや無料相談会を活用する

 

M&Aを滞り無く進めるには、検討段階に入ったときから相手先の情報収集に乗り出すことも大事です。業者の中には情報収集に有効なセミナーを、定期的に開催しているところもあります。継続的にセミナーに参加することで、自社にとって有益な情報が得られる場合もあります。

セミナーはM&Aを検討する複数の会社が参加するので、色々な情報交換できるのもメリットです。但しセミナー自体は個別対応ではないので、個々の相談をしたければ対応できる個別相談会を探す必要があります。

個別相談に対応した相談会の中には、無料相談が受けられるケースもあります。そこには経験豊富なコンサルタントが在籍しており、自社の状況に応じた適格なアドバイスを受けることが出来ます。仲介業者が行う無料相談会では、M&Aの知識を深めると同時に、自社が行うべき具体的手続きもアドバイスが受けられます。

無料相談会は実績豊富な仲介業者が実施することが多く、実際の売却額の試算も可能です。それ以降の仲介業者選びの参考にもなるので、無料相談会は積極的に活用するのが良いと言えます。

業者を選ぶ際には、手数料も重要なファクターとなります。先にも触れたように、安かろう悪かろうでは本末転倒の話となります。M&Aにはそれなりの対価が必要になるので、予め心がけておく必要があります。何よりも企業合併は立派な経済活動であり、対価が発生するのは当たり前のことです。それが適切かどうか見極めるのは、経営者の力量となります。