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公開日:2019/06/01  最終更新日:2019/03/19

仲介の契約をするときの注意点

M&Aを仲介業者に依頼する際には、その会社の実力を事前に詳しく把握しておく必要があります。

事業の売却や譲渡は一大事業となるので、失敗するわけにはいかないからです。

それ故、確実に成功させるにはパートナーの選定が重要になり、慎重に候補先の実力を見極めなければなりません。

以下では具体的に如何なる点に注意して、業者を選ぶかを解説していきます。

 

仲介業者の実績を調べることが大事

M&Aの委託会社を探すには、幅広い情報を収集することが肝心です。

基本的にはネットの情報を参照するのが有効ですが、ネームバリューや広告ばかりに目を奪われないことが大事です。

まず注目する点としては、その会社の実績となります。

それまでに如何なる企業を手がけてきたか、その実績を調べれば会社の実力が分かります。

マッチングした企業が現在も成長していれば、手腕があったことになります。

企業同士を良好な関係に結びつけるには、企業経営のノウハウをはじめ、税務や会計の専門知識やスキルも不可欠になります。

実績のある会社はそうしたノウハウに長けており、それがより良い仲介につながっています。

企業同士の組織を再編するのは、ステレオタイプ的な手法があるわけではありません。

全てがケースバイケースとなり、お互いの企業にとっても初めての経験となります。

それは委託業者にも当てはまることで、どの企業とどの企業を結びつけるには高い判断力が求められます。

何よりも仲介という仕事は、双方の会社からの信頼で成り立つものです。

M&Aがはじめての企業にとっては、委託会社に社運を託することになるからです。

それ故、業者を選定する際には、信頼性を念頭に置いて候補者を比較することが大事です。

そして、信頼性の裏付けとなるのが実績である、実績が豊富かどうかが一つの目安となります。

加えて、実際に仲介を受けた会社について調べ、その会社の評判を得るのも選択肢となります。

 

得意領域が自社のM&A案件に適していること

M&Aの業者は、自社が得意とする領域を持っています。

それ故、その業者の得意領域が自社に当てはまるか見極めることが大切です。

M&Aの受け手側に幅広いネットワークがあったり、依頼側の情報が豊富であったりします。

また、M&Aのスキルにおいても、専門技能に特化していたり、営業力が特に高かったりするわけです。

これらの情報に関しても様々な入手経路があるので、コンサルタントなどに相談しながら情報収集するのが良いと言えます。

自社にとって頼れるだけの情報や実力がないと、結果的に期待を下回る相手しかみつからない恐れがあるからです。

良い合併先を見つけるには、幅広い企業ネットワークが必要になるものです。

そうしたネットワークを持っているか、委託会社を比較することが大事になります。

M&Aには多額のコストがかかるので、手数料も重要なポイントになります。

一般的な手数料としては、着手金と中間金、そして成功報酬と3つの項目に分かれています。

これらに加えて、事務手数料が別途にかかることもあります。

委託業者を比較する際には、手数料をどの時期で支払うのか考慮することが大事です。

また、総額に関しても判断材料になるので、項目ごとの内訳も詳しく見る必要があります。

通常であればM&Aの実務に入る際に、着手金を支払います。

そして、案件の規模に応じて中間金が必要になるわけです。

成功報酬は案件が成約した際に払うもので、売買金額の何パーセントになるかを契約で定めておきます。

昨今では完全成功報酬型の仲介企業も登場しており、案件が成約しなければ手数料が一切かからないケースもあります。

 

成功報酬型のメリットとデメリット

M&Aの手数料は案件の規模にもよりますが、一般的には売買金額の1〜5パーセント程度です。

割合は売買金額によって決められており、金額が大きくなるほどパーセンテージが低くなります。

それは完全成功報酬型でも同様で、成約した場合のみ契約したパーセンテージの支払いとなります。

完全成功報酬型は委託業者の熱意が高く、情報収集や交渉能力も高くなる傾向があると言えます。

完全成功報酬型であれば、依頼する側も大幅にリスクが軽減されるメリットがあります。

但し、完全成功報酬型の仲介会社も、得意領域が分かれています。

それ故、自社の領域に適した会社を見つけることが肝心になります。

また、実績の面では通常のM&A会社は歴史が長い分、豊富な成約数を持っています。

それでも完全成功報酬型の会社は、急激に実績を伸ばしつつあります。

M&A仲介業者を比較する際に、業者の対応性向においても考慮する必要があるわけです。

案件がクローズして終わりになる場合と、成約後でもしっかりフォローが行われる場合があります。

成功報酬型は案件成約までは熱意を持って対応してくれますが、それ以降のフォローに関しては対応が分かれます。

確かに案件が成立することは重要ですが、それだけをゴールとするM&Aは完全なものとは言えません。

統合した企業にとって重要なのは、M&A後の事業の継続と発展です。

それ故、その点を十分に理解している仲介業者を選ぶ必要があります。

合併が上手く運ぶには、統合プロセスが適切に行われることが大事です。

従業員の待遇問題や条件調整など、様々な領域での調整が必要になります。