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公開日:2019/01/01  最終更新日:2019/03/08

M&A会社を比較|仲介業者に相談するメリットとデメリット

会社をより発展させる為や、事業を継承させたり後継者問題を解消する為等、色々な理由でM&Aを検討している会社は少なくありません。

実際にM&Aを成功させるには仲介業者の力が必要です。 しかし業者といっても色々あるのでそれぞれ比較する必要がありますし、相談するメリットがある一方でデメリットも存在します。 では具体的に仲介業者にM&Aを相談し依頼するとどのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきます。

 

価格交渉が円滑にいき、最適なスキームを選ぶ事が出来る

 

まず価格交渉を円滑に進める事が出来るというのがメリットとして挙げられます。

一般的な交渉で難航する原因として多いのが価格交渉です。 特に中小企業の場合、その後の色々な支払いであったり生活の事を考慮すると、少しでも高く売却したいと考えるのは当たり前です。しかし売却する側はかなりの資産価値があると判断していたものが、予想以上に低く見積もられたり、資産価値がないと判断される事もよくあります。

その結果、判断が遅れてしまいM&A自体が不成立になるという事も少なくありません。そこで業者が間に入る事で、価格交渉で相手に足元を見られて安く買われる事がないようにしてくれます。

また経営者の中には金額の交渉をするのがあまり得意でない人もいます。その場合どちらかの言い値で決まってしまう事もあるので、売り手側も買い手側にとっても過剰な金額の取引にならないように仲介業者を入れると良いです。

他にも売り手側も買い手側も、最適なスキームを選択出来るようにアドバイスをくれ、まとめてくれるというのもメリットの1つです。

M&Aを行う場合、色々な状況に応じて対応の変化が求められます。企業にはそれぞれ色々な特徴がある為、あらかじめ決まったパターン等ありませんし、あてはめる事も出来ません。その為、利害関係者全員が納得出来るようなスキームを選択するには、時にはお互い妥協してもらう必要があります。そこで役に立つのが経験豊富な仲介業者の高い交渉力や誠実さです。こうした優秀な業者を見つける為にも、事前に比較検討は必要になります。

 

M&A成立時や成立後のリスク回避のアドバイスを受けられる

 

業者にM&Aについて相談したり依頼するメリットは他にもあります。それはM&Aが成立時のリスク回避の為に色々とアドバイスを受ける事が出来るという点です。

M&Aを行う場合、売り手側も買い手側もある程度一定のリスクが付いて回ります。しかし仲介業者は色々な分野に精通しているので、法務関係や税無関係のリスクにもしっかりと対応出来ますし、それ以外の複合的なリスクにも供える事が出来るので安心して任せる事が可能です。

またM&Aが成立した後のリスク防止策等にもしっかりと対応できるというのも非常に助かります。

特に売り手側と買い手側が知り合い同士だった為、業者を入れずに自分達だけで交渉を行った場合、取引時にきちんと細かい決め事をしない場合があります。その結果、後に色々とトラブルが発生してしまい、裁判で争う事になってしまうケースも少なくありません。

このように成立後にもめないように、業者が交渉時に入る事で適切なアドバイスを受ける事が出来、リスク回避する事が出来るというのは非常に大きなメリットとして挙げる事が出来ます。

特にM&Aの場合、買い手側より売り手側の方がより慎重になる傾向が多いです。買い手側はどのような企業なのかとか、安心して自分の会社や事業を託す事が出来るのか等不安は少なくありません。そこで仲介業者に相談する事で、信頼出来る会社やマッチしそうな会社を紹介してくれたりアドバイスをもらえるので、売り手側の不安感はかなり薄れますので、出来るだけ比較して良い業者を選びましょう。

 

スピード感が遅く、成功時の手数料がかかり、責任の所在がない

 

M&Aを行う場合に、仲介業者に依頼や相談するデメリットもいくつかあります。

まず交渉のスピード感が遅くなるという点です。どうしても関わる人間が増えてしまう為、その分スピードが遅くなってしまう事は否めません。

またお互いの考えは業者を通して伝えられるので、それぞれの判断や決断が鈍る恐れもあります。その為、スピード感を重視したい場合や、相手の考えを直接聞いてみたかったり、疑問点をぶつけたい時は直接やり取りしても良いです。

何かあっても仲介業者がいるので安心です。 他にも無事交渉が成立した場合、成功報酬として手数料を支払う必要があるというのもデメリットとして挙げられます。

手数料の額は業者や会社の規模によって違いますが、百万単位の所から一千万円単位の所もあります。この手数料を支払う為に、譲渡価格を下げるというケースもある位です。 手数料を払うのが嫌だから依頼しないで自分達だけで行うという会社もあります。もちろんM&Aが不成立では話になりませんので、手数料を払っても良かったと思えるような業者を見つける為にも、事前にしっかりと比較検討する事は大事です。

また、仲介業者には責任の所在がないという点にも注意が必要です。契約時に「M&Aの結果には一切責任を負わない」という旨に同意するので、仮に交渉が不成立になったり、成立後にトラブルが起きたり、当初考えていたような相乗効果がなかったとしても一切責任はありません。

その為上手くいかなかった時の責任の所在が曖昧になってしまうという問題があります。もちろん仲介業者はM&Aが滞りなく成立するように努力してくれますので、それ程心配する必要はありません。